保育士のダイレクトリクルーティング強化の為に人材紹介会社の棚卸をしよう

ダイレクトリクルーティング強化の為に人材紹介会社の棚卸をしよう採用

現在保育士の採用市場においてメインとなっている採用チャネルは「人材紹介会社」であることは言うまでもありません。
保育士の採用活動を行う上で人材紹介会社を利用するメリットは沢山ありますが、業界全体の採用費の高騰問題にもつながっていることも事実です。

私は、保育士の採用コストを抑えるために、紹介会社の利用と並行してダイレクトリクルーティングの積極的な活用を提唱しています。
今回は「インターネット求人」という事項に焦点を当てて、ダイレクトリクルーティングの強化の為に人材紹介会社の棚卸を行う必要性について説明致します。

 

1. 人材紹介会社の取引先を増やすデメリットとは?

・短期的な拡大は有効な手段

急な欠員などの理由で短期的に保育士の採用が必要になった時や、新園の開園などでまとまった数の保育士を採用しなければならない時、採用担当者が真っ先にやってしまうこと。

それは、「手当たり次第に保育士の人材紹介会社を検索し求人依頼を出すこと」です。

私はこの行為自体を否定する意図は全くありません。
面を拡げて保育士採用のチャンスを拾いに行く為に、短期的に見れば有効な手段だからです。
しかし、一旦人材紹介会社に求人依頼をしたその後のことまで考えている採用担当者の方は少ないのではないでしょうか?

そもそも、なぜ人材紹介会社は自園と比較して保育士の集客力があるのでしょうか?

答えは簡単。色々な保育園の求人を掲載しているポータルサイトを運営しているからです。

現在、保育士の就職・転職活動はスマートフォンなどを使用してインターネットを通じて行われることがほとんどです。
会社の規模にもよりますが、大手の人材紹介会社であれば数万単位の保育士の求人が掲載されています。
インターネットの世界では求人数=集客力となりますので、1事業者がいくら頑張っても到底かなわない訳です。

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・多数のコピー求人の中に埋没する自園の求人

そして、多くの人材紹介会社のポータルサイトに掲載されている求人は、一度事業者から預かったら特に何も連絡をしなければ恒常的に掲載されっぱなしとなっています。

私が一番問題視しているのはこの事実です。

当社が運営している認可・認証保育所「雲母保育園」を例に挙げて説明しましょう。

雲母保育園は全国63ヶ所の園を運営しています。
仮に人材紹介会社30社に対して63園分の保育士・正社員の求人依頼を行ったとします。

単純計算ですが、インターネット上に雲母保育園の保育士・正社員で掲載される求人の件数は何件になるでしょう?

{63(園)×30(社)=1,890求人}+(自社直接掲載63求人)=1,953求人 になります。

求職者である保育士は、どの求人が自社直接掲載分なのか人材紹介会社が掲載している分なのかは特に気になることではない為、たまたま目についた求人で興味を持てばそのまま応募します。

上記の雲母保育園のケースの場合、保育士が自社直接掲載分の求人に応募してくれる確率は31分の1という低さです。

人材紹介会社に求人依頼を掛けっぱなしで放置していると、下図のようにインターネット上の直接応募の入り口を紹介会社がずっと塞いでいる状態となります。

 

人材紹介会社の求人に埋没する自社求人

 

2. ダイレクトリクルーティングの強化の為にやること

・人材紹介会社の棚卸

ダイレクトリクルーティングを強化し、採用費の高騰に歯止めを掛けるためにまず最初にすべきことは、人材紹介会社の棚卸です。

ニワトリが先か、タマゴが先かではありませんが、人材紹介会社依存型の採用スタイルから脱却する為にはまずインターネットの世界に散乱している紹介会社のコピー求人を適正な数に整理をしましょう。
具体的には、求人依頼をする紹介会社の数をここ1年の採用実績上位5位くらいまで絞り、それ以外の紹介会社がインターネットに掲載している自社の求人を全て非掲載にするよう依頼を掛けてください。

紹介会社への求人依頼を絞り過ぎると提案数が減るリスクはないのか?

とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、私の経験上ほとんど影響はありません

詳細は以前作成したの過去の記事をご参照ください。

保育士の人材紹介会社からの提案数を劇的にアップする方法とは?

また、30園以上の施設を運営していらっしゃる事業者の方は、求人を預ける紹介会社5社に対しても充足している園の求人を非掲載にするように依頼してください。
とにかく、インターネット上に自社求人以外の無駄な求人が露出しないようにすることがポイントです。

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・ダイレクトリクルーティングのチャネル開拓

人材紹介会社の棚卸が完了したら、すぐにダイレクトリクルーティングが成功するかと言えば残念ながらそんなに甘くはありません。

次に着手すべきは、保育士が直接自社に応募してくれるダイレクトリクルーティングの経路(=チャネル)の開拓と一つ一つのチャネルの拡大です。

保育士のダイレクトリクルーティングのチャネル例

  • 自社園の採用サイト
  • indeed/求人ボックス/スタンバイなどの広告媒体
  • ダイレクトリクルーティング専門サービス
  • 保育士養成校からの斡旋
  • SNSアカウント(Facebook、Instagram、LINE、youtubeなど)
  • リファラル採用(職員からの紹介)

代表的なチャネルを列挙してみましたが、どのチャネルも即効性はありません
時間を掛けて中長期継続的に取り組むことでジワジワと実績が出てくるものです。
また、人材紹介の手数料ほどではないにせよ有料のチャネル・無料のチャネルがありますが、有料/無料に左右されず自社の運用体制、ノウハウ、特性などに合わせたチャネルを選定し、まずは小さくスタートすることをお勧めします

 

ダイレクトリクルーティングのチャンネル開拓

 

3. おわりに

インターネットの入り口をポータルサイト運営のプラットフォーマーが押さえる事案は人材紹介に限ったことではなく、例えば旅行業界のOTA(Online Travel Agency)事業者や飲食業界のグルメ予約サイトの台頭などでも顕著です。

利便性が高いことからユーザーにも支持され、企業側も業者の集客力を借りることができるので広告費と割り切ることで利用している訳ですが、気づかない内にプラットフォーマーに主導権を握られてしまっているのが現状かと思います。

一方で集客部分を業者任せにせず、口コミの評価で直接客が集まり、行列ができる飲食店・予約が1年先まで埋まっている旅館もあります

ここで言う直接集客を採用に置き換えるとどうなりますか?そうです。
ダイレクトリクルーティングに他なりません。

周りから評価され、人が集まるような施設にするためにどのような努力をしているのか?という意味では採用活動にも共通するものがあるのです。

私たち保育事業者が見習うべきは同業他社だけでなく、異業種で集客に成功している企業にも採用に関する多くのヒントが隠されているのではないでしょうか?

プラットフォーマーの利便性は理解しつつ、集客に関して依存しすぎることなく直接集客のチャネルもしっかりと確保し、保育士採用を成功させる企業が沢山出てくることを心から願っています。

 

4. きらぽんJOBについて

保育業界専門のダイレクトリクルーティングサービスきらぽんJOB」は、自社でも保育園を運営する株式会社モード・プランニング・ジャパンが2020年4月にリリース致しました。

<きらぽんJOBのメリット>

  • 初期費用・月額利用料0円*
    成果報酬プランで利用申込みいただいた場合)
  • 求人掲載無料代行!
  • 最短中1日で掲載開始!

<主要な機能>

  • 質の高い求職者を自動マッチングでお届け
  • スカウトメールでアピール
  • チャットで手軽にスピーディにやり取り
  • Web面接機能

保育事業者が考案した保育業界専門のダイレクトリクルーティングサービスとして2020年4月のリリース後通算350社の保育事業者様にご利用いただき、評価をいただいております。

まだ生まれたてのサービスではありますが、成果報酬プランであればリスクなく利用開始が可能です!

詳細はこちらから資料をダウンロードの上ご確認ください。

きらぽんJOBで保育業界の未来を明るくできるように、各事業者様からのご参画をお待ちしております。

宜しくお願い致します。

お問い合わせ先
株式会社モード・プランニング・ジャパン きらぽんJOB事業部
TEL:03-6847-5790
Mail:breg@kirapon-job.jp