保育士採用コラム「園見学受け入れ時のポイント」

採用

新卒・中途を問わず保育士が応募前に園見学を希望することが増えて来ています。
その理由としては、専門職である保育士が、その園の保育現場を見てからでないと自分と園のマッチングが難しいからだと思います。

今回は、これからの保育士の採用活動においてスタンダードとなるであろう応募前の園見学について、受け入れ時に保育園側が押さえておきたいポイントについてまとめてみました。
保育士の採用活動に日々邁進していらっしゃる担当者の皆さんの参考になれば幸いです。

 

1. 応募前の園見学は歓迎すべき?

採用側からすると「応募前の園見学」というプロセスが増えると対応に工数が掛かりますので、出来れば園見学と採用面接を一度にやりたいというのが本音だと思います。

実際、私が保育園の採用業務に従事していた時は「もしよろしければ履歴書も一緒に持参いただいて面接も一緒に受けてみませんか?」と軽く誘導していました・・。

しかし、自省も込めて考えるとミスマッチによる短期退職が多い保育業界において、採用決定のスピードを追求しすぎることは悪循環にもつながりかねません

応募前に色々な保育園を見学し比較検討してから自分に合った保育園に応募する。

個人的には、保育士の就職・転職活動にこの循環を生み出すことはとても意味のあることだと感じています。

2020年11月現在、新型コロナウィルス感染症の影響で園見学自体にリスクもあります。
日常的な感染対策・見学者の検温や手指の消毒など対策はしっかりと行いつつ、園見学を受け入れる保育園も増えて来ていますが、各園の皆さまの状況に合わせて慎重に判断してください。

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2. 園見学受け入れ時の3つのポイント

沢山の保育士、養成校のキャリアセンターの先生との面談の中で、園見学を通して保育園にネガティブな感想を持ってしまったという声を数多く聞いてきました。
その声をまとめると、園見学の受け入れ時に保育園側が気を付けるべきポイントは3つに集約されます。

園見学受け入れ時の3つのポイント

 

・話を盛らない

園見学を受け入れる際、求職者の対応をするのは本部の採用担当者・園の施設長や主任のケースが多いと思います。
せっかく園に足を運んで下さる求職者に対して、自分たちの保育園のことをより深く知っていただきたいですよね。
そのためには、いきなり無作為に園内の見学に誘導してはいけません
事前に面談室等で法人の理念・保育方針・見学する園の概要などについて簡単に説明をした上で園を見学してもらった方がよりその園に対しての興味関心が高まり、理解度が深まります

しかし、この事前説明の際に担当者が陥りやすいことがあります。
園に対して良い印象を持ってもらいたい気持ちが強すぎて、必要以上に話を盛ってしまうことです。

保育園見学時に話を盛らない

 

「自分たちの園は保育環境面・労務面・運営面などあらゆる側面で100点満点の職場です!」
と自信を持って言える採用担当の方って、本当にいらっしゃるのでしょうか?

答えは明白だと思います。

保育園に限らず、どの職場にも必ず課題やウィークポイントは存在します。
むしろそれが存在しない職場って、成長や改善を放棄している職場だと思います。

求職者に対して自園の課題やウィークポイントも正直に話しましょう
そして、どのように課題を解決していきたいと思っているのか?
そこに目の前の求職者にどう力を貸してもらいたいのか?

期待と熱意を込めて未来へのビジョンを語ってみてください

仮に課題点を求職者が受け入れられず、応募につながらなかったとしても、それはそれで事前にミスマッチが明らかになっただけです。
課題点を言葉のオブラートで隠し、入職まで導いたところで遅かれ早かれミスマッチは露見しますし、前項で説明した通りミスマッチによる短期退職は保育士・園側双方にとってダメージが大きいものです。

 

・求職者を追い詰めない

自社保育園の採用担当者だった時、過去に採用実績の有る東北・九州など地方の保育士養成校に毎年ご挨拶訪問していました。
その際、関東の保育事業者の見学対応についてネガティブな噂を沢山耳にしました。

ひとことで言えば、「求職者を半ば強引に追い詰めてしまう対応」です。

園見学時に求職者を追い詰めない

 

(強引な対応例)

  • 園見学のはずなのに内定通知を渡し、承諾を取りにかかる。
  • 見学もほどほどに、焼肉ランチ会がセッティングされており囲い込まれる。
  • 「今度仲間になる〇〇さんです!」と職員の前で紹介される。
  • 次回の面接日程を一方的に設定しようとする。 

など

採用担当の気持ちとしては、見学に来てくれた求職者・学生を是が非にでも採用につなげたい。自園の雰囲気に合っていそう方であれば尚更欲しい。
その気持ちはよく分かります。

ただ、相手の都合を考えず一方的に話を進めようとする姿勢は感心できませんし、求職者・学生の立場としてはその場でなかなか断りづらい空気だと思いますので後々の印象が良くないでしょう

採用担当として、「他の園も色々と個性が違うので、一通り見学してから比較検討して、ご縁があれば是非応募してください!」と笑顔で話ができる気持ちの余裕が欲しいものですね。

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・現場を作りこまない

最後のポイントは、「現場を作りこまない」です。

1つ目のポイントの「話を盛らない」と共通している部分もありますが、言うまでもなく保育現場というものはその園で働くことになった際の保育士のメインフィールドになります。

見学時に保育の様子が見えやすいように若干のレイアウト変更・整理整頓など、見学に向けた準備作業は進んで行うべきだとは思います。
しかし、普段の保育ではやっていないことをやらせたり、求職者から質問が有った際どのように回答するか?の模範解答を事前に用意したりなど、実態にそぐわないような保育現場を作りこむことは避けてください

園見学時に現場を作りこまない

 

3. おわりに

採用は恋愛や結婚と似ている」とよく言われますが、長い人生を共にする保育士と保育園のどちらかに取り繕った部分があると、関係が続くものも続かないことは想像に難くないと思います。

それでも採用担当者が園見学の受け入れ時に気持ちの焦りからついつい正しい対応が出来なくなっています。
要因としては保育士不足が根っこにあることは明白ですが、そもそものところで自園の保育士不足はなぜ起こっているのでしょうか?

保育士の定数配置を優先するがあまり、自園の保育方針・運営方法にマッチしない求職者でも目をつぶって採用していませんか?

また、そもそも既存職員の離職率が高い理由を検証し、改善を図る努力は出来ていますか?

表層的な見た目を取り繕って求職者を採用まで漕ぎつけることは止めて、今一緒に働いている仲間たちの力を借りながらありのままの自分たちを見てもらっても恥ずかしくない就業環境づくりを目指しましょう

私たちが運営する保育業界専門のダイレクトリクルーティングサイト「きらぽんJOB」でも、求職者は気になる保育園の求人が有った際に「応募」と「園見学申込み」どちらか選択が出来るようになっています。

応募前の園見学は対応工数が掛かりますが、マッチングの質を向上させ最終的には職員の定着率アップを図ることが可能となりますので、快くご対応いただければ幸いです。

 

4. きらぽんJOBについて

保育業界専門のダイレクトリクルーティングサービスきらぽんJOB」は、自社でも保育園を運営する株式会社モード・プランニング・ジャパンが2020年4月にリリース致しました。

<きらぽんJOBのメリット>

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保育事業者が考案した保育業界専門のダイレクトリクルーティングサービスとして2020年4月のリリース後通算350社の保育事業者様にご利用いただき、評価をいただいております。

まだ生まれたてのサービスではありますが、成果報酬プランであればリスクなく利用開始が可能です!

詳細はこちらから資料をダウンロードの上ご確認ください。

きらぽんJOBで保育業界の未来を明るくできるように、各事業者様からのご参画をお待ちしております。

宜しくお願い致します。

お問い合わせ先
株式会社モード・プランニング・ジャパン きらぽんJOB事業部
TEL:03-6847-5790
Mail:breg@kirapon-job.jp