保育業界の採用力アップを目指したオンラインコミュニティを作りました ~参加メンバー募集中~

採用

保育士、幼稚園教諭の採用は担当者同士で力を合わせる時代。
人手不足を背景として売り手市場が続く幼保業界において、採用担当者の方々は日々頭を抱えていらっしゃることでしょう。
更に、20年4月以降新型コロナウィルス感染症の拡大と収束が見えない状況で、
昨年度までとは全く違い環境の中で採用活動を進めていかなければなりません。

この業界で今必要なのは、事業者の垣根を越えた採用担当者同士の情報共有・課題解決に向けた取り組みを行うことである。

そう考えた当社は、オンラインコミュニティ「幼保の採用相談ルーム」を立ち上げました。
今回、そのような考えに至った経緯と今後の取り組みに関してまとめてみました。

 

1. 外部環境の振り返り

現在の保育士採用市場(有効求人倍率)

保育士の有効求人倍率の推移 (全国)

引用:保育士の有効求人倍率の推移(全国)- 厚生労働省

令和2年4月時点の保育士の有効求人倍率(全国)は2.45倍です。
同年同月の全職種の平均有効求人倍率は1.23倍であることを考えると、非常に高いことが分かります。

この数値は、東京・神奈川・千葉・埼玉の関東一都三県では更に高くなります。

理由としては、待機児童問題の解消に向けて保育園の新園の開設数が多いからです。

認可保育園・小規模保育事業所・企業主導型保育所など様々な施設形態の子育て支援施設が毎年開園していますが、各園の保育の担い手である保育士を自治体が定めた定数以上配置する必要がありますので結果として保育士の求人数が増加しているという流れです。

 

保育業界の有料職業紹介手数料の推移


上記の表は保育事業者が人材紹介会社支払っている年間の紹介手数料の総額の推移をまとめたものです。
H26年~H30年度の5年間で紹介手数料は8倍以上、年間100億円超まで急激に膨らんでいることが分かります。(令和2年現在、もっと増えていることは確実です)

保育業界の採用に従事されている皆さんであれば実感されていると思いますが、保育士の人材紹介会社の新規参入が相次いでいます。

「保育○○」とか、「○○ほいく」のようなサービス名で日々何社もの人材紹介会社から営業電話が掛かってきているはずです。

 

求職者の入り口を押さえられている採用市場

求職者の入り口を押さえられている採用市場
インターネットの発展により様々なサービスが生まれ、社会はどんどん便利になっています。
特に、スマートフォンの登場により情報の入手の仕方が大きく変化しました。

保育士が求職活動に関しても同様で、インターネットからの情報入手が中心となっています。

しかし、採用活動を行う保育事業者側に関しては以前のアナログな手法での原体験から脱却ができていません。
具体的には紙媒体を使用した求人掲載・保育士養成校経由での学生の斡旋などです。

このギャップが人材紹介会社の台頭を生んでいます。

Webマーケティングのノウハウを駆使して、インターネットの入り口部分で保育士をどんどん自分たちの求人サイトに登録させ、保育事業者に斡旋し、対価として紹介手数料を受け取っています。

先に示した過去5年の紹介会社への手数料の急な膨張=採用費の高騰の根本原因となっています。

この問題に関しては過去記事で詳細に言及しています。
保育士採用コスト増を解消するための採用手法「ダイレクトリクルーティング」とは?

 

2. 閉鎖的・保守的な保育業界

現状陥ってしまっている採用費の高騰問題に対して、

「このままではいけない」
「何とかしなければならない」

と考えている採用担当者の方は少なくないでしょう。

私も自社園の採用業務に従事していたころは常にこの課題に直面していました。

しかし、ここでもう一つ問題となってくることがあります。

保育業界特有の閉鎖的・保守的なスタンスです。

保護者様から大切な子供を預かり、養護・教育・子育て支援を行う施設という特性上、個人情報を多く取り扱っているからなのか、情報のインプットもアウトプットも少ないという特徴があります。

本来であれば同業も含めて外部の情報にアンテナを張り、自分たちも積極的に情報発信する方が業界全体が良くなるのに、横のつながりがほとんどないことをとても残念に思っていました。

 

採用支援をするようになって見えた光明

情報共有を欲しているのは自分だけではない。

そう実感できたのは、現在私が事業を担当している保育業界専門のダイレクトリクルーティングサービス「きらぽんJOB」の利用企業の採用担当者同士でオンラインで打ち合わせをした時でした。

皆さん各々が、保育業界の採用に対して課題感を持っていて、色々な打ち手を講じようとされていました。

そして、事業者の垣根を超えた情報共有と協業をしていくことについても賛成の声ばかりでした。

今の自分にできることを考えた結果、幼保業界の採用担当者のオンラインコミュニティを作ることにしました。

皆で知恵を出し合って、紹介会社依存型の幼保の採用市場に変革を起こしたいと考えたのです。

 

3. 幼保の採用相談ルームについて

・幼保業界の採用担当者が集まるコミュニティ
・オンラインですぐにつながり課題解決・情報共有

「幼保の採用相談ルーム」参加メンバー募集中です!

新型コロナウィルス感染症の拡大について収束が見えない状況下。
保育専門のダイレクトリクルーティングサービス「きらぽんJOB(https://kirapon-job.jp/)」の利用企業さまから下記のような声をいただいております。

・採用に従事する人員が少ない
・日々の業務に追われ新しい打ち手が思いつかない
・他社との情報交換の機会がない
・自社の何が課題なのか分からない

私たちが何かできることはないか?と考えた結果、
幼保業界の採用担当者同士が直接つながって相互に情報交換や相談ができるコミュニティ「幼保の採用相談ルーム」を作ることにしました。

<幼保の採用相談ルーム概要>
◎参加メンバーの条件
幼保業界の人事・採用担当者様(複数名での参加も可)
◎参加料・会費
参加料・会費は無料です
◎コミュニティについて
非公開のFacebookグループを作成してありますので、下記のURLから参加の申請をお願い致します。
https://www.facebook.com/groups/761410967986699/
◎参加アカウントについて
法人のFacebookページ、もしくは個人のアカウントのいずれかで参加をお願い致します。
※参加した時点ではメンバー同士で自動的に友達になるわけではありません。
※入会後、個人同士での友達申請も可能ですが、参加メンバーの皆様の任意という形でお任せ致します。

幼保業界の採用市場は人材紹介会社への依存度が非常に高く、採用費の高騰が続いています。

事業者が求職者を直接採用できるような手段・ノウハウを皆で共有しながら、この業界の採用を変革していきませんか?
同じ想いを持った仲間同士で力を合わせればきっといい方向に向かうことができるはずです。

興味を持っていただける方からのお問い合わせを是非お待ちしています。

<お問い合わせ先>
株式会社モード・プランニング・ジャパン きらぽんJOB事業部
TEL:03-6847-5790
Mail:breg@kirapon-job.jp

 

4. おわりに

新型コロナウィルス感染症の拡大の影響で私たちの生活様式・ビジネスの在り方などは大きく変化を遂げています。

保育業界に関しても、ICTの導入・ハンコ文化/FAX文化からの脱却などこれから様々な変化を求められてくると思います。

採用に関しても同様です。

「よそはよそ、うちはうち」という感覚から、「共存共栄」へと意識をシフトしていくことで今まで自分たちだけの発想では成しえなかった新たな取り組み・課題解決が実現できるはずです!

まだまだ少ないコミュニティですが、一歩一歩確実に前進していきたいと思っていますので、私たちの想いに共感いただける方からのご参画をお待ちしております!